ここでカウンターデッキの弱点を克服するために少し改善する方法を考えてみる。
また・・・。基本デッキなんだからそのままにしておけばいいのに。
改善っていって、ひょっとしたら改悪になっているかもしれないが、そんなのとは気にせず俺的に改善することにする。まず、カウンターデッキの弱点を考えてみる。何だった?
場に出たカードをどうすることもできないということですか?
その通り。それがカウンターデッキの弱点の第1候補だ。場に出る前には打ち消し呪文でどうにでもできるカウンターデッキだが、場に出てしまったパーマネントを何とかする手段はほとんど無い。だから、いったん手札に戻してやる<ブーメラン>の様なカードや、直接破壊する<解呪>や<ショック>などのカードは常に有効な選択肢となるんだ。
さっきは無駄カードになる可能性もあるっていっていたのに。
それは場の優位が完全に決定してからのことだよ。相手の呪文を全てうち消すことができるようになれば土地の様な打ち消せない物以外は何も場に出ないから、パーマネント破壊呪文は必要なくなるわけだ。
ということは序盤の相手の優位をくつがえすためということですか?
それが第1の理由だな。だけど、もう一つ理由がある。相手がたくさん呪文を使ってきているときに全てうち消そうと頑張ると、途中でマナが無くなることがある。そういうときに「見過ごすことはできないが今打ち消さなくても大丈夫」というものを見逃して次の呪文のためにマナを温存しておく事が必要なときだってあるわけだ。そして相手が何もしない、終わりだといったときに始めて破壊してやる。<解呪>はその代表だな。
使い方次第と言うことですか?
カードは組み合わせると弱点を補うことができるからな。打ち消し呪文の有効性は十分理解しているつもりだが、<解呪>などの呪文も打ち消し呪文には無い特徴があるということだよ。話を元に戻して、他に弱点は何だったか、考えてみろ。
えーっと、マナを破壊されたり手札を捨てさせられたりするとカウンター出来なくなるということですかね。
そのとおり。だから、常にマナと手札を大量に確保する必要があるわけだ。マナを手に入れるためにはマナブーストカードを使うとか、ドロー操作カードで土地カードを積極的に持ってきたりすることで解決できる。相手よりも多くのマナがあればマナ不足でカウンターできないという心配もなくなる。
じゃぁ、デッキにたくさん土地を入れようっと。
そうすると今度は肝心のカウンター呪文を引けなくなる。まぁ、カウンターデッキは普通よりもたくさんの土地を入れるのが普通だから、あまり問題はないかもしれないがな。ただしその場合は手札を増やすドロー系のカードはカウンターを手に入れるために大量に必要となるだろうな。ドロー操作のカードもかなり有効な選択肢となるが、操作するよりも純粋に手札を増やした方が良いかもしれん。
じゃぁデッキにたくさんのドロー系の呪文いれようっと。
たくさんの土地とたくさんのドローカードを入れて、打ち消し呪文の枚数を減らすとそれこそ本末転倒だぞ。カウンターデッキは、自分にとって致命的となる呪文がうち消せるだけの枚数のカウンター呪文と、それを唱えるために必要なマナが常にあればいいんだからな。その辺はバランスを取る必要があるぞ。
はーい。
そして最後に最も重要なのが、カウンター呪文を節約するカードの導入だ。
なんですかそれ。
カウンターデッキといっても全ての呪文をうち消せる訳じゃない。場の優位を相手にやるわけには行かないから、優位を獲得するまでは打ち消さざるをえない。かといって相手のカードと1対1の取引を続けていたらいつまでたっても優位には立てないうえに、本当に致命的なカードをカウンターしようとするときにはカウンター呪文が無くなっているかもしれない。
そうですね。
そこで、相手のカード2枚分以上の力を発揮するカードを出す必要がある。つまり、環境を支配するカードだ。相手のデッキに入っているカードの大部分を無効化してしまうカードが有るならベスト。
そんなカードあるんですか?
もちろんある。ただ大きいだけのクリーチャーでも相手のデッキの小型クリーチャーは無駄カードに等しくなるだろ?「全てのアーティファクトとエンチャント呪文がプレイできなくなる」というようなカードを場に出したとすると、エンチャントとアーティファクトが無駄カードに早変わりだ。
なるほど。
相手が無駄カードを引けばそれだけカードアドバンテージにつながる。後はそれを逆転するカードをうち消してやればだんだんと優位は広がってくるわけさ。