第5章 これが難解『スタック』 

 

0.スタックは難しい?


いよいよスタックだ。この章の話が理解できるようになったならMTGのどのカードでもおそれることなく使える。

そんなにむずかしんですか?

MTGで一番ややこしいと言っても過言じゃない。はっきり言ってここで挫折する人が大半だ。

ボク、MTG覚えるのやめます・・・さよなら・・・。

こらこらっ。

 

1.スタックの概念


スタックは「積み木」だと思ってくれるとイメージしやすい。

積み木?

そう。積み木だ。
呪文を使ってインスタントの応酬になった場合、使った呪文を積み木に見立てて重ねて行くんだ。
で、解決するときには積み木の一番上から1つずつ解決して行くわけだ。
慣れるまでは実際にカードを重ねていくとわかりやすいな。

 

2.アクティブプレイヤーってなに?


インスタントは相手もこっちもいつでも使える。だからといって二人とも好き勝手に呪文を使っていては収集がつかなくなってしまう。だから、行動できる人を決める。

ターンの説明のところでもそうでしたね。

まぁな。ゲームなんだからルールはあるよ。
まず、現在ターンを進行しているプレイヤーが行動の優先権を得る。この『ターン進行プレイヤー』のことをアクティブプレイヤーっていうんだ。

 

3.インスタントでスタックが積める


スタックに積めるのは最初をのぞいてインスタントだけだ。ということで、今回はスタックを積むときの進め方を細かく解説する。準備はいいか?

いつでもどうぞ。φ(..)

1.アクティブプレイヤーは自分の手札からカードを使ったり、場に出ているカードの能力を使ったりする事が出来る。するとその呪文や能力がスタックに積まれる。

2.優先権を持つプレイヤーはインスタントを使える。(いくつでも)

3.使いたいものがなくなったら、相手に優先権を譲る。

4.もしも両方のプレイヤーが新しいスタックを積まなかった場合、5.に進む。そうでない場合、2に戻る。

5.スタックの一番上に積まれている効果を解決する。そののち、2.に戻る。

・・・と、こんなもんだ。条件分岐をいれて短くしてみたが、わかったか?

使いたいものがなくなったら相手にインスタントを使うかどうか確認して、使わないとなったら、一番最後に使われた呪文や能力を解決する、というのでどうでしょう?

お、良く理解しているようだな。じゃ、次だ。

 

4.解決途中でスタックが積める


実は、スタックは解決途中でも積めるんだ。

へ?

スタックを1つ解決したら、優先権を持っているプレイヤーはインスタントを使うことが出来る。もちろん、優先権を相手に譲って、相手にもインスタントを使う機会を与えることも必要だ。

ということはスタックを解決するたびに「インスタント使いますか?」って確認しないとダメなんですか?

厳密に言えばそうだ。

めんどくさいですね・・・。

ま、それはルール上と言うことでな。ほとんどの場合そんなに大きなスタックは積まれない。多くて3つくらいだ。それにスタックは交互に積んでいくのが普通だし、解決途中で新しいスタックを積むこともほとんどない。だから自分が使ったら相手がすぐに対応して使ってきたりする。スタックも順番に最後まで解決していく。
途中で何かしたい場合は、解決を中断するような発言がある場合がふつうだ。
その方がテンポよく進むからな。

 

5.ちょっと戯れ言


どうしてこんなにルールが長いんですか?

MTGは勝敗がきっちりつくゲームだからな。ルールも細部までしっかりしていないとトラブルの素になるんだ。
だいたい、ゲームなんだから、ルールがあるのは当たり前。

それにしても複雑すぎますよ。

それは俺も思う。実際MTGはルールの複雑さがイヤになってやらない奴が多いしな。

そうでしょ?

でもこれでも簡単になったんだぞ?昔はインスタントの他にインタラプトやマナソースというものまであってな・・・。ややこしくなるから説明しないが。

そうしてください。

ま、要するに「何かしたなら、相手にも何かする機会を与えろ」ということだけ覚えておけばいいんじゃないか?

あ、今回は簡潔にまとめましたね。